防寒仕様の安全靴を選ぶ際には、機能性に注目して選ぶと、冬の作業がより楽になります。やはり何よりも最優先すべきなのが寒さに対する工夫でしょう。靴の内側にボア加工が施してあったり、断熱性の高いアルミのシートがコーティングされているタイプなら熱を逃がしにくく、暖かさが持続します。安全靴での防寒は、靴自体の高さがどれだけあるかも注目したいところ。
足首までのタイプよりもミドルカットやハイカット、さらには長靴に近いタイプまであるので、安全靴を使う環境に合わせて選びたいところです。覆う面積が多ければ多いほど暖かいのですが、動きにくい場合もあるかもしれません。天候や地域的特徴に合わせて最適なものを選びましょう。安全靴の高さが無い分を、タイツや靴下などで補うというのも、柔軟に対応出来る方法となります。
防寒仕様の場合に注意したいのが、着脱のしやすさです。一度ためし履きした程度ではなかなかわかりにくく、使い始めてみたら着脱が面倒だった、ということも起こりかねません。また寒い時期には手袋をしたまま着脱することも考えられますから、どれだけ簡単に、そしてしっかりホールド出来るかという点は大切です。実際に使うシーンを想定しながら選ぶとよいでしょう。
他の靴にも言えることですが、最初は固くても履いていくうちにちょうどいい履き心地になっていくこともあります。インターネット上のレビュー等も参考にして選んでみてください。